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平成26年度 第58回 写真コンテスト作品集

国府宮はだか祭 第58回写真コンテスト審査総評

選者 フォトアドバイザー 矢野 謙治

58回目の写真コンテストとなります。数多くの素晴らしい作品を前にして、いつもながら審査の責任と重さを痛感しております。はだか祭の作品をメインに大鏡餅奉納に関わる作品等バラエティーに富んだ作品が寄せられ、苦しみながらも、ひとときの目の保養をさせていただきました。又、今回は、儺追殿新築後の初めてのコンテストともなりました。新築の儺追殿の馥郁たる香りが、多くの作品から感じとることが出来ました。新しい時代への一歩が踏み出されたとも言えるでしょう。神事であることの神聖性を重視しながらも、写真としての芸術力、技術力、表現力の高さを示す作品、祭らしい楽しい光景を見事に捉えた作品を上位に選出させていただきました。来年も傑作が数多く応募されてくることを期待しております。

    
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最優秀賞
伊東 弘泰
「やっとの思いで神殿へ」
講評
選ばれし神男は、裸男達の壮絶な揉み合いを経て神殿に引き上げられ、その役目の大半を無事終えます。この作品は引き上げられた瞬間を狙っております。いつもながらの迫力あるシーンは、はだか祭の真骨頂でもあります。新築された儺追殿での神男奉納は、輝きを増したようで、例年とは違う趣を見せております。


優秀賞
伊藤 博光
「黄金の清水」
講評
はだか祭の写真コンテストでは、定番に近い作品となりました。裸男衆に降り注がれる清水は、夕陽を浴びて黄金色に染まります。同時に勇壮な揉み合いに力強い演出と効果を与えてくれます。思い切った大胆なフレーミング、定番ならではの迫力、美しいプリントで魅せております。

優秀賞
籠橋 定省
「神男見つけた」
講評
クライマックス直前の神男を巡る勇壮な揉み合いでの奉納シーンが力強く描かれています。見えなくても存在感を示す神男、勇猛果敢な裸男衆、固唾を以て見守る人々、メリハリのある画面構成で祭全体像が捉えられています。夕陽を浴びた境内全景の光景は、祭りの興奮と、神男奉納を待つ静けさとのコントラストも描き出されています。

優秀賞
高木 一博
「なおい笹奉納」
講評
「なおい笹」を勇壮に奉納する裸男衆。楼門を取り入れた画面構成と、裸男衆の、それぞれの表情、仕草、はだか祭らしい雰囲気を捉えたシャッターチャンスの良さが光ります。無駄のない画面構成からも、裸男衆の意気込みが伝わって来ます。神男を巡る揉みあいとは違う迫力が、ここにはあります。

(大鏡餅の部)特別賞
大木 知子
「百人力の助っ人」
講評
祭の写真で重要なことは、画面全体から、その雰囲気が伝わって来るかにあります。画面に一体感が漲っていることが、作品の良さを決定付けます。無駄のないフレーミングとシャッターチャンスの良さで、大鏡餅へとつながる餅つきの光景が捉えられています。法被のカラフルさとインパクトのある助っ人で、華のある祭光景が表現されました。

(大鏡餅の部)特別賞
小塚 史朗
「参道に入る大鏡餅パレード」
講評
4トンにもなる大鏡餅、デコレーションされたトラックで奉納です。はだか祭前日の一大イベントの光景が活写されています。カメラポジション、レンズワークに作者の力量と苦心の跡が感じられます。大鏡餅の部にふさわしい、スケール感のある作品に仕上がっています。

(観光協会の部)特別賞
大矢 信吾
「なおい笹奉納」
講評
「なおい笹」奉納の一瞬が、見事に捉えられています。このタイミングでの狙い、その着眼点に作者の力量が伺えます。特に、新鮮な画面構成力に高い評価を与えたいと思います。奉納する裸男の迫力ある姿と、待ち受ける神官との構成には躍動感が漲っています。

(観光協会の部)特別賞
稲葉 文生
「祭りに懸ける心意気」
講評
新築された儺追殿をバックに、「なおい笹」奉納のワングループが描かれています。バックの情景が一変することで、例年とは異なり、新しい魅力を見せた今年ならではの光景とも言えるでしょう。動きのある瞬間描写であり、ワイド系レンズでの成功例と言える作品に仕上がっています。

入選作品

  

伊藤 茂年
「儺追笹奉納」
加藤 巌
「なおい笹の奉納」
内藤 善夫
「孫達と一緒」

  

山野 昇
「気合いだ!」
川治 静子
「皆の願い私の願いを託して」
山田 泰造
「小学生の木やり音頭」

  

伊藤 松司
「火入れ式」
安村 昌浩
「画竜点睛」
田中 成憲
「儺追神事」

  

眞下 康裕
「クライマックス!!」
前田 英信
「出番を待つ」
浅野 英次郎
「元気なチビッコ」

  

杉山 桂
「勢い」.
竹島 宏侑
「手桶隊走る」
杉原 典子
「悴む手で」

  

花嶋 強
「お目見え」
廣江 利男
「夜儺追神事」
陸浦 勝幸
「還暦の風格」

  

宮田 典彦
「歓喜の奉納」
平山 充
「神男の朝食タイム」
深見 治男
「御食事」

  

西口 勝
「ママー」
野村 俊朗
「雪の國府宮参道」
天野 周一
「見事な演技」

  

井上 雅弘
「いっぱい」
久保 明人
「平和が押寄せ」
福田 弘子
「拝殿へ」

  

小川 弘
「華をそえて」
内藤 春男
「大安吉日」
中村 由美子
「希望の星」
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