尾張大國霊神社 国府宮|ご祈祷 はだか祭
国府宮はだか祭写真コンテストも69回を数えることとなりました。コロナ禍の異常事態が過去のものになりつつあります。女性だけのグループによる儺追笹奉納も2年目を迎えました。神男とはだか男衆の揉み合いも本来の姿を取り戻しています。祭の華とも言えるイベントに主役と言う風格が備わります。その喜びは誰もが、いろいろな形で感じているのではないでしょうか。写真コンテストとしても歴史の重みに加え、選出できるジャンルが増え審査に楽しみも倍増したとも言えます。同時に、責任の重大さも痛感しております。神事の厳粛性、はだか祭特有のダイナミックさが表現されているかを念頭に置きながら、祭の持つ楽しさ、華やかさも捉えた作品を上位入賞作品として選出させていただきました。入賞の数に制限があり、惜しくも入賞を逃した作品も数多くあったことも、ここに記しておきます。例年通り、危険な行為、公序良俗に反するような作品は除外させていただきました。来年は70回と言う節目に当ります。多くの皆様の力作、苦心作、傑作の応募を期待しております。
フォトアドバイザー 矢野謙治
林 浩 様
儺負人(神男)がしっかりと捉えられているのは最高です。この絶妙なタイミング、的確なカメラポジション・アングル、写真的技量の高さが如何なく発揮されております。はだか祭のクライマックスと言える世界が見事に表現されております。神社サイドからの水飛沫も効果的で、新鮮さを感じさせ華を添えております。
大矢 信吾 様
クレーン車に載せられた大鏡餅、これから奉納が始まります。澄み切った青空の下、クレーン車の無機質さと白の大鏡餅が迫力あるコントラストを見せております。画面構成的には左上に楼門、人物の位置・大きさ、大鏡餅の雄姿を効果的に際立させております。このタイミングでの撮影が成功したようです。
小出 光正 様
祭での微笑ましい一コマが捉えられております。姉妹の可愛い姿には、見飽きることはありません。紅白のなおい布の奉納の仕方を訪ねているのでしょうか、妹のあどけない表情を捉えたシャッターチャンスは秀逸です。カメラ目線でないところが良いですね。縦位置構成での素晴らしいスナップです。
稲垣 一弘 様
女性だけのグループによる儺追笹奉納も、確実に増えてきています。このフォトコンテストに於いても、一つの定番としてのジャンルに定着するのではないでしょうか。フォトジェニックな主人公を中心に据えることで、迫力ある作品に仕上がりました。迫力のある、素直な褒め言葉です。変な誤解はないと思いますが、女性ならではの華やかさも魅力です。
太田 正平 様
文字を画面に取り入れると、文字がどうしても「絵」説明調にしてしまうのですが。この作品は、美しいというか、しっかりとした収まりを見せております。何か、不思議な感じがする作品とも言えます。タイトル通りの力強い大鏡餅奉納らしさも充分感じさせる作品でもあります。
住田 直隆 様
子供二人による餅搗き。重そうな杵を持ち一所懸命に搗く姿は、不安げでもあり、健気さも感じさせます。左右シンメトリーで、左に男の子、右に女の子、この計算された画面構成力。それとも、偶然に捉えたシャッターチャンスの良さ、どちらにしてもカラフルで素敵な作品に仕上がっております。タイトルは一工夫欲しい。
加門 正美 様
ここ数年の傾向でもありますが、神男とはだか男衆との揉み合いだけでなく、この前後の神男神事の作品が増えております。ある意味、まだまだ新鮮味のあるジャンルとも言えます。
一身に儺を背負う神男の姿は、鬼気迫るものがあります。神事に相応しい厳かな雰囲気を表現させることに成功しました。
めざせ本殿へ
杉原 英夫
今行くぞ!
眞下 康裕
威勢よく
山田 徹
お清め
中辻 義則
神々の宴
長谷 薫
クライマックス
前田 英信
無事達成
鷲尾 浩人
手桶水の洗礼
鈴木 浩二
たのもしい若衆
木野 重利
最高潮
竹内 康
兆し(きざし)
木村 幸弘
はだか祭りの伝承
山田 全孝
人気者
二枚畑 勇
見つめる先に
牧野 裕史
達成
宇藤 久子
一所懸命(いっしょうけんめい)
伊東 弘素
儺追いの”しぶき”
加藤 勝利
幸せを願って
稲葉 文生
おじいちゃんと一緒
天木 敏行
笑顔
恒川 利雄
願いを込めて
藤井 正康
感謝を込めてありがとう
鬼頭 勇一
なおい笹奉納
山田 久司
還暦男
曾我 爲吉
厄を払う神男
加藤 貴恵
揉み合い
児玉 義彦
厄除けの冷水
増田 興次
我ら赤ふん軍団
太田 宣行
感謝
中村 薫
渾身奉納
大瀬良 信子