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平成25年度 第57回 写真コンテスト作品集

国府宮はだか祭 第57回写真コンテスト審査総評

選者 フォトアドバイザー 矢野 謙治

57回を数える写真コンテスト審査の重責を痛感しております。公正かつ厳正に上位入賞作品を選出させていただきました。又、大変素晴らしい作品を鑑賞できる喜びも感じております。例年のことながら、はだか祭の持つダイナミックな躍動感、神事としての神秘性、多くの人々が参加する楽しさなどが表現された作品が数多く応募されて来ました。新鮮な視点、インパクトのある訴求力、写真の記録性の大切さ、などを重要視して上位入賞作品を選出しました。入賞された方々にお慶び申し上げると共に、来年も傑作が撮れて、数多くの作品が応募されて来ることを期待しております。

    

最優秀賞
小谷 一郎
「クライマックス」
講評
神男をめぐる裸男達の揉み合いは、いつ見ても力強い迫力のあるものがあります。この作品は、あまり見かけられなかったポジションから捉えられています。画面左上に大鳥居を配した画面構成が成功しております。斬新で新鮮な感覚に満ちており、この作品を支えると共に、最大の特長にもなっています。水飛沫も効果的です。画面右上の裸男が余分のようです、ここをカットすると、さらに迫力が増したように思われます。


優秀賞
深見 玲子
「大鏡餅切始」
講評
神職が、奉納された大鏡餅を切り分ける瞬間です。切ると言うより破壊すると言った感じでしょうか、迫力のある一瞬です。研ぎ澄まされたようなシャッターチャンスで、神事の一こまを活写しています。緻密な計算された縦位置での美意識は、作者の力量が伺えられます。ダイナミックな躍動感にも溢れています。

優秀賞
高木 一博
「熱気」
講評
無駄のない画面構成で大変魅力的な作品に仕上げられています。最後の最後まで最優秀賞にするかどうか迷いました。国府宮はだか祭最大の神事である神男を巡る壮絶な光景が表現されています。水飛沫部分をメインにした見ごたえのあるフレーミングが光ります。飛沫の中の裸男達をも見せる優れた描写力、美しいプリントにも高い評価が与えられるのではないでしょうか。

優秀賞
小森 正孝
「静かな食事」
講評
選ばれし神男の食事光景が捉えられています。昨年の大樽と同じことが言えるのですが、この儺追殿も今年で見納めとなります。これを意識しての構成だと思われますが、記録としても残して置きたい一枚となりました。神男を右下に配した明と暗の画面構成は神事らしい厳かな雰囲気に包まれています。

大鏡餅奉納奉賛会賞
杉本 信秀
「緑の法被」
講評
重さ4tにもなる大鏡餅奉納、楼門を潜れずクレーン車の出動となります。大変な作業の様子が生き生きと描かれています。青空の下、神職と大鏡餅の白、見守る奉賛会の緑の法被衆、鮮やかな色彩も神事を盛り上げているようです。

大鏡餅奉納奉賛会賞
前田 慶一
「大鏡餅」
講評
女性と思われる人が大鏡餅をスマートフォンで撮影しています。その様子を巧く使って、さらに撮影しました。現代的な一面を見せると共に面白さも加わりました。スマートフォンの中に、きちんと大鏡餅が写しだされているところが、この作品を支えています。全体の構成にも気配りが感じられます。

愛知県観光協会賞
木村 寛雄 
「いなッピーも登場」
講評
「いなッピー」と裸男達の触れ合い光景。数多くの作品が寄せられてきました。どの作品も心温まるものがありましたが、この作品を特別賞に選出しました。祭の雰囲気描写、画面構成の妙、カメラアングル・シャッターチャンスの良さ、裸男の褌の絵柄が「いなッピー」などが選出された要因です。

愛知県観光協会賞
岩田 恒彦 
「ダイブ」
講評
裸男達との揉み合いを経て、神男が神殿へ奉納されようとしています。引き上げ役の勇壮な姿は、国府宮はだか祭ならではのものがあります。そんな瞬間が力強く描かれているようです。命綱が、写真的にはインパクトのあるポイントになり、揉み合いの光景に一味加わったのではないでしょうか。

入選作品

  

伊藤 博光
「ぼくらもバンザーイ」
平手 健治
「稲沢音頭」
足立 裕
「いなッピーが先導」

  

伊藤 茂年
「友好と団結」
津田 みち子
「慎重に!!」
稲葉 文生
「拝殿へと笑顔、笑顔」

  

堀田 高行
「絆(きずな)」
加藤 巖
「奉納」
川崎 幸雄
「寒風を進む」

  

内藤 善夫
「奉納行列」
大村 敏春
「大鏡餅のパレード」
平山 充
「神男にさわったぞ!!」

  

天野 修
「元気な若者達」
小川 弘
「男衆」
斎藤 昌央
「はだか男たち」

  

大花 征也
「大魚奉納」
大木 知子
「祭最高潮」
本間 充
「クライマックス」

  

竹島 宏侑
「ワッショイ!」
田中 成憲
「少年」
宇佐見 友梨
「みんなちがってみんないい」

  

服部 澄子
「時を待つ」
上原 健壽
「1人対1万人、最終タッチ」
坂本 静彦
「大鏡餅を拝殿に奉納」

  

松下 将之
「雄大な光景」
森 英彦
「まだまだ現役!」
内藤 春男
「行くぞー」

  

大矢 信吾
「参拝寸描」
山田 泰造
「厄除け願い的射神事」
鈴木 壽一
「胴上げ」

    
   

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